休むことに罪悪感があるあなたへ|休職した日に私が何度も「申し訳ありません」と謝った理由

休むことに罪悪感を抱えながら休職した体験を伝える記事のアイキャッチ画像 働き方

「もう休みたい。」

そう思っているのに、休むことが怖い。

自分が休んだら周りに迷惑をかける。

仕事が止まってしまう。

「自分さえ頑張ればいい。」

そんなふうに思って、限界まで働いてしまう人もいるかもしれません。

私もそうでした。

休職することになった日。

私は安心するより先に、上司へ何度も「申し訳ありません」と謝っていました。

その日の夜も、引き継ぎメールを書き終えたのは23時頃でした。

今でも、あの日のことははっきり覚えています。

仕事が合わないと感じる人へ


朝、目が覚めても、ベッドから起き上がれなかった

朝、目が覚めても、ベッドから起き上がれませんでした。

頭の中にあったのは、「仕事に行きたくない」ということだけでした。

動悸もひどく、体は思うように動きませんでした。

私は上司に、

「すみません。もう心が限界なので、今日はお休みさせてください。何も仕事が終わっていなくて、申し訳ありません」

と送り、その日は仕事を休みました。

そのまま近くの心療内科を探し、片っ端から電話をかけました。

しかし、どこも予約が取れませんでした。

すると、前の月に一度行った病院が、午後からなら診てもらえることになりました。

予約の時間になり、病院へ向かいました。

先生に今の状況を説明すると、薬を出すと言われました。

私は何も言えず、下を向きました。

正直に言うと、

心のどこかで、

「休んだほうがいい」

と言ってほしかったのです。

「もう限界で、頭が回っていないんです」

そう伝えると、先生は、

「診断書を出しましょうか」

と言いました。

私は言われるまま診断書を受け取り、病院を出ました。


「帰っておいで」

家へ帰る途中、両親へ電話をしました。

休むことになったと話すと、

「帰っておいで」

と言われました。

そのあと、これまでつらかったことを、涙を流しながら話しました。

家に戻ると、今度は上司へ電話をしました。

病院で診断書を受け取り、翌日から休職することになったと伝えました。

上司は、

「今は仕事のことは忘れて、ゆっくり休んでください」

と言ってくれました。

それでも私は、

「申し訳ありません」

と何度も謝っていました。


夜23時まで、引き継ぎメールを書いていた

その日の夜は、上司と部署の人たちへメールを書きました。

翌日から休職すること。

自分が抱えている案件。

現在の進捗。

今後必要になる対応。

最後に、

忙しいなかでさらに迷惑をかけて申し訳ありません。

そう書いて送信しました。

メールを送り終えたのは、夜23時頃でした。

その日は、そのまま眠りました。


実家へ向かう途中で、初めて安心した

翌朝、最低限の荷物だけをまとめました。

近くに住む職場の人と会わないように、10時過ぎ頃に家を出ました。

実家へ向かう途中、

「もう仕事をしなくていい」

「あの職場へ行かなくていい」

そんな安心が、心の中に生まれたことを覚えています。


今だから分かること

休職したあの日の私は、休めることよりも、仕事を残してしまうことばかり考えていました。

決算期で、みんなが忙しい時期でした。

そんな中、自分だけが仕事を途中で離れることになる。

そのことが、何より怖かったのだと思います。

上司も、同じ時期に異動してきたばかりでした。

大変なのは分かっていました。

だから私は、何度も「申し訳ありません」と謝ることしかできませんでした。

当時は、実家へ向かう途中に安心した自分へ少し戸惑っていました。

でも今は、あの安心は心から出てきた素直な気持ちだったのだと思っています。

もし、あの日の自分に声をかけられるなら、

「何も間違っていない。ただ、辛かったな。頑張ったな。」

そう伝えたいです。

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休みたいのに休めないあなたへ

あの日の私は、休職することになっても、「やっと休める」とは思えませんでした。

頭の中にあったのは、終わっていない仕事や、迷惑をかけてしまう人たちのことばかりでした。

だから、何度も「申し訳ありません」と謝り、夜遅くまで引き継ぎメールを書いていました。

だからといって、あの日の自分が間違っていたとは思いません。

あのときの私は、そうするしかないほど苦しかった。

今は、そう思っています。

もし、この記事を読んでいるあなたも、休みたいのに休めない気持ちを抱えているなら、私は「こうした方がいい」とは言えません。

ただ、一つだけ、自分に聞いてみてほしいことがあります。

今のあなたは、どんな言葉をかけてもらえたら、少しだけ心が軽くなりますか。

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